昨日は、日本人としては勤労者を感謝する日だったわけなのだけれども、こちらでは一日中ワークショップ。
某英国開発省DFIDのある大きなプログラムの発表会みたいなもので、農業・食料分野で活動する12団体ほどのNGOがプレゼンをする日だった。

ハラレの街から少し離れたところの美しいロッジに場所を取り、一日中だった。いつもいつも思うのだけれど、ワークショップとはお昼ご飯付きで、おいしいお茶とお菓子が出て、夜にはお酒も少し出る。
貧困を語るエキスパート達が集うのは、こういうとても贅沢なところ。
だからといって、村まで行って木の下でやれというのはナンセンスなのだけれども、どこかしら別世界の話をしているように聞こえてしまう。

ワークショップの終了が若干遅れ(そんなのは当然ありうるのだが)、オフィス戻りが30分遅れたことで、上はなんだか怒って電話をいれてきた。
役所ってのはこうだ。本質じゃない、理屈だけの世界なのだ。わたしは英国大使の長話のお陰で悪者になったわけだ。
お陰様で、わたしはワークショップの招待者にも知り合ったひとにもお礼や挨拶すら述べる暇もなかった。訳のわからない内部の恥ずかしい理由で、わたしは礼を欠いたわけだ。

こんなことは今までの社会人経験でたーんとあったわけだけれども、心がくたびれている昨今、わたしは意味もなくへこんだ自分に猛烈に嫌気がさした。
こんなとき、時差がなくて彼に電話できればいいのに。遠くにいるのは、すこしつらい。


チトゥンギザの話、書き途中。明日以降配信。