今日のNHKインターナショナルでもニュースになっていた、UNICEFとUNAIDSによるグローバルキャンペーン。
ニューヨーク、ジュネーブ、ロンドン、ナイロビなどで同時にキャンペーン発足ということで、ここハラレでも100名近くの人間がUNICEF事務所のホールに集まってイベントが行われた。(当方も出席)

出席者は国連機関を始め、政府関係者(労働福祉省)、NGO、ドナー、National AIDS Council、Mavambo Trust(孤児ケアのNGO)である。
このキャンペーンは、HIV/AIDSの子どもに対する深刻な被害への対策を狙いとし、MDG6の達成を視野に入れた、有効且つ継続的なHIV/AIDS対策への貢献をするためのキャンペーンである。

ジンバブエですでに政府によって策定されているNational Plan of Action for OVC(Orphans and Vulnerable Children)、National AIDS Policy、National AIDS Trust Fundを補完する形。
主な活動内容は、母子感染予防対策、小児ケアの提供、青年層の感染予防、HIV/AIDS感染者の子どもおよび孤児への保護とサポートなどである。

ジンバブエでは、毎日100人の新生児がHIVポジティブで生まれ、15分にひとりの子どもがエイズ合併症で亡くなる。UNICEFでは今年の終わりまでに160,000人の子どもがエイズにより両親を失うと予測している。HIVの母子感染予防を受けている妊婦は、必要としている人たちの10%とのこと。

コミュニティレベルから、国家レベル、そして世界レベルへの広がりが期待されているキャンペーン。そのためにはドナーの協力が肝要ということも強調されていた。

メディアも入り、子どものスピーチがある。また庭ではミュージシャンのパフォーマンスが行われ、ピンバッジやロゴ入りTシャツが配られていた。イベント的な要素が強く、新聞記事(Daily Mirror, 25 Oct 2005)にも取り上げられるなど強い外部アピールがあり、ドナー自体の参加は少なかったように思われる。具体的なプログラムの話はなかった。

ジンバブエでは他にも様々な支援プログラムが国連を中心に作成されているが、それらとの連携のあり方は果たしてどうなるのだろう。今の段階でははっきりしていない。一抹の不安を覚える次第。

ジンバブエのテレビ局(ZTV)が取材に来ており、参加者をじっくりと撮影していった。
じっくり撮影された日本人のわたしは、もしかしたら放映された番組の中で「日本政府が熱心に資金を出す姿勢を見せている!」なんて言われていたかもしれない。
ということは、わたしも外部アピールとして利用されたか??
ミュージシャンや子ども達だけでなく、参加者もまた宣伝に使ってしまっているような印象を受けた。

これでわたしも有名人になったに違いない。