『あふりかくじらの自由時間』

アフリカのこと
オンラインショップRupurara Moonのこと
アフリカビジネス、ソーシャルビジネス、コンサルティングのこと
ベリーダンスのこと などなど・・・。


■オンラインショップ『Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト』
■メインサイト『あふりかくじらの自由時間』

2013年07月

ソーシャルビジネスとミッションのバランス。

社会的企業あるいはソーシャルビジネスということばが大流行して久しいのだけれど、その意味ってどのように解釈されているのかな〜と思ってwikiさんを見てみると、こんな感じ。

社会的企業(しゃかいてききぎょう、Social Enterprise, Social Entrepreneurship)とは、社会問題の解決を目的として収益事業に取り組む事業体の事である。ソーシャル・ビジネスとも呼ぶ。こうした事業を創始した実業家などを社会起業家(もしくは企業家)と呼ぶ。


なるほど。

営利企業との違いとして、社会的企業は社会的課題解決などのミッションの追求をするということがあるからして、とりうるべき選択肢も違ってくる場合もあるのだろうな。

でも、結果として、全体として社会に貢献をするものであるのだとしたら、営利企業も社会的企業も、NPOだって目指すところは同じ。

いちばん懸念するのは社会的企業という「ブランディング」が独り歩きしてしまうというところ。
たくさんのアワード、アイコンが登場してくる中で、どんどんそのことがビジネスや社会に求められていることの本質から遠ざかっていかないかが心配。

高校生のころからわたしは高齢者福祉に強い関心を持って、ボランティアから何からたくさんチャレンジした。
弾丸みたいに突っ走っていた無知な子だったしたくさん無茶や失敗をしたけど、思いだけは強かった。

当時から、福祉業界の在り方には疑問を持っていた。
仕事として、報酬を得たとしてもとても低い水準で労働はきつかったり、福祉というだけで「ボランティア精神」を求める「慈善事業」的風潮があったり。

私はそのころから、福祉産業だって労働としてきちんと認められるべきで、労働基準法に則った対価を求められるべきだと強調していた。
だから、周囲から孤立した。ものすごく強い反発を受けた。

自分の言葉足らずもあったのだろうけれど、結局、その頃の「福祉」の世界と言えば自己犠牲が美徳みたいな考えで尽くしているとても心優しい女子(一部男子)たちの世界だったのだ。

でも、自己犠牲をされて、介護される側はうれしいのだろうか。
わたしはいつも疑問を持っていた。


この国ではまだまだ「慈善」の意識が根強く、アフリカに対しても同じ。

「営利」=「悪」のような考えを持っている人もいまだにたくさんいるはずだ。


そんな中で、社会の風潮か、今度は「ビジネス」×「開発」、社会的企業をある意味ブランド化する流れになっている。


でも、ほんとうは、一かゼロかで語れるものなんて何もない。
それぞれの要素が少しずつバランスを取り合って成り立っている。

そのバランスを忘れてしまえば、手段が目的化し、事業なんて成り立たなくなるか、本質を見失ってどこかあさっての方向に行ってしまうのではないだろうか。


Rupurara Moonも、きっとその辺の成功している「エスニック雑貨(この言葉きらいだけど)」屋さんみたいに販路を広げてビジネスを成長させていく道もあるのだろう。

でもかならず、そこで失われるものが出てくると思う。


アフリカのすてきなもの、良いものを自然と自分の生活の中に取り込めるような、人生の片隅を彩ってくれるような、そんなプロダクツとの出会い。
それを作っている人たちの心を感じること。その国のことに思いを馳せること。
彼らとの関係性。
ひととしてつながること。

その大切なコンセプトが失われたとたん、Rupurara Moonは意味をなさなくなってしまうと思う。
だから、大切にしたい。


Rupurara Moonのことだけじゃない。

仕事も、生き方も、「なぜそれをやるのか」「何のためにやるのか」を見失わないようにしたい。



だから。


テレビショッピングには出ません





↓ちょっとショップのデザイン変わりました☆

Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト

Bags/Necklaces from Burkina Faso

IMG_5228_shopIMG_5210_shopIMG_5241_shopIMG_5236_shopIMG_5053_shopIMG_4998_shopIMG_4966_shopIMG_4959_shopIMG_4954_shopCIMG3602edit


にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

              ↑ ★ いつもありがとう。 ★ ↑


 ☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+. Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト


africanwhaleをフォローしましょう

Facebook "Rrupurara Moon African Beads and Crafts"

死ぬまでにこなすプロジェクト。

この訃報で、今日のジンバブエの話題は持ちきりのようだ。

ムビラミュージシャンのチウォニソ・マライレが首都ハラレ郊外のチトゥンギザで亡くなったそうだ。


15052_303099583167645_1867574675_n



わたしも何度かライブを観に行ったし、彼女は日本にも来て活躍している。
(彼女の詳しいことは、もっとゆかりのある方たちが書くでしょうから)

そのセンス。歌声。

あまりにもショック。そして、年齢はわたしと同じ。


こうして早く亡くなってしまうひとを見るたび、とてもむなしく悲しい気持ちになる。

死は平等であり、いつやってくるかわからない。

自分は、死ぬまでにいったいなにを成し遂げられるだろう。




ほんとうはあれがやりたかったのに、こんなことがしたかったのに、ということをいくら言ったところで、誰も自分の人生に責任なんてとってくれないわけで。

「やらない理由」を見つけるなんて簡単。人間の脳みそはそうできている。


でも、心のそこで本当にやりたいことがあり、ほんとうは達成したいプロジェクトがあり夢があり、たいせつな人たちに伝えたい思いがあるのなら、限りある人生、それをしない「ほんとうの理由」なんてどこを探したってないと思う。


わたしも、自分の人生のなかでどうしてもやりたいことがある。
ひとつずつ、それにチャレンジしている。

そして、愛すべき家族や周囲のひとたちをたいせつに、思いを伝えていきたいと思っている。


数年前、ジンバブエでひどい交通事故にあったとき、わたしが助かったのは、神様があたなにはまだやることがあると思ってくださるからだよ、ということを言ってくださる方がいた。

そういっていただけるのはありがたいこと。

でも、では、一方で若くして亡くなった方が「もうやることがない」という神様の思し召しの結果だったなんて思いたくないではありませんか。

与えられた命は、神様に深く感謝している。(特定の宗教ではないけど)

ただ、人生の中のachievementは、自分自身が勝ち取っていくものであり、神様が与えてくれたものではないと思う。
神様はただ、命という大きなチャンスを与えてくれるのだ。



『めがね』という映画に出てくることばに、こんな印象的なフレーズがある。


You live freely only by your readiness to die.


この気持ちをいつも胸に生きていきたい。






Zimbabwe: Chiwoniso Maraire Dies



にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

              ↑ ★ いつもありがとう。 ★ ↑


 ☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+. Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト


africanwhaleをフォローしましょう

Facebook "Rrupurara Moon African Beads and Crafts"

「公正な」選挙と政治的暴力とペイシャンス。

我が国がいよいよな局面を迎えるなか、ジンバブエの選挙も7月31日に迫っている。

2008年の大統領選挙では、政治的暴力の嵐で、多数の人間が命を落とすことになった。

しかし、あの狂気のハイパーインフレーションと、国家サービスがまったくうまくたちゆかなくなって、教育や医療、電気水道も十分に機能しなくなり、近隣諸国がうらやむような豊かな農業国だったのが、食糧も日用品も満足に手に入らなくなる状況のなか、ジンバブエでは何故か、他国に見られるような大規模な暴動がみられなかった。



あれほどひどい状況だったのに、人々は現実と向き合い、生活を立てることに努力した。


他国で同じ政治経済状況であったら、もっと数えきれないほどの犠牲者が出ていたのではないか。



Rupurara moonは、この2008年の選挙が終わり、2009年に外貨が解禁されハイパーインフレーションが実質的になくなったときに開始した。



画像1






画像1









このワイヤービーズの動物たちは、他のアフリカ諸国でも見かけることがあるけれど、わたしはジンバブエのものがいちばんすてきだと思っている。


シンプルで、でもやさしく強いラインで、繊細さと大胆さを併せ持つようなこの作品たちは、どこか、この国の人たちに似ている気がする。


これは、恐らく2000年以降のジンバブエで爆発的に広まったと見られるアートである。

つまり、2000年以降のジンバブエの経済的崩壊を象徴するような、時代とともに歩んできた新しいアイコンでもある。



わが国の選挙についても、ジンバブエの選挙についても、ここでは言うつもりはないのだが、ひとつだけ言えることは、誰かが命を落とし、生きている生命を危険にさらすのであれば、政治的に正しいとは決して言えないということだ。


そして、独裁者だ何だと安易で単純なことばかり繰り返す愚かさと同じように、誰かを単純に悪とすることは危険極まりない。

自分もまた、そのシステムを作ってきたひとりなのだから。


画像1

アフリカンテキスタイル展とトルコ。

自由ヶ丘のIWATATE FOLK TEXTILE MUSEUMへ、エシカル・コンシェルジュ(通称)のLさんと。

(彼女の情報ネットワークの素晴らしさについてはまた書くとして)


100年前から20世紀前半くらいまでのアフリカンテキスタイル展。

コンゴ民主共和国のクバ王国のラフィア繊維をつかった布は、息を飲むほど繊細で柔らかなテクスチャ。気が遠くなるほどの時間をかけた刺繍などがあしらわれた布は、一生につき何枚も作ることができないそうだ。

また、ナイジェリアなどの絞り染め、藍染の類。アフリカンテキスタイルは、ほんとうにものすごく繊細で貴重な仕事の結晶。

ひょうたんをつかった芋版のようなプリンティング、細い布を無数につなぎ合わせて刺繍を織り込みながら作っていく大きな布。

今の時代にこれほどのものがどれだけ残っているか知らないけれど、館主の岩立氏にちょうどたくさんの貴重なお話をうかがった。

布って、あまりにも奥深すぎる。

行ってみてみるべし。

画像1



その後、夜の予定まで時間が空いたため、自由ヶ丘をふらりとしていたら、裏道にトルコの屋台バーを発見!

こちら

知らなかった〜。

そして、たまたまお店に来てたトルコのお兄さん。

なんと自由ヶ丘でトルコ雑貨のお店を開いているとか。

ということで、お店に行ってみたら


…トルコ最高。

店主のアイハンさんは、ほんとにすてきなビジネスマン。
(トルコ風)ジェントルマンでした


自由ヶ丘にお寄りの際はぜひこちらへ

ガラスランプやキリム、刺繍と牛革バッグなど、ほんとうに品質の良いものをそろえているようです。
お店のひともすてき

Ottoman Art




店主のアイハンさんと。
イケメン

たくさんおしゃべりしました。楽しかった。

画像1



画像1




さて。これからお友だちとインドカレーです


ではまた。


あふりかくじら




再会、そしてイスタンブールの音楽と食事の夜。

もうあれからひと月以上経ってしまったのだけれど、ブルキナファソへいくトランジットのイスタンブールでのこと。

facebookでも書いたのだけれど、とても印象深いすてきな夜だった。


アフリカ便の乗り継ぎが悪いため、一度トルコに入国して一泊するので、トルコ航空が用意してくれるホテルを待つために窓口へ。

手続きを済ませ、他のホテル待ちの人たちがたくさん座って待っているスタバに行くと、何故かそこに知った顔が。

Uさんは、NGOやJの仕事などで色々とご一緒したことのあるアフリカ関係の先輩姉さん。(それも、ディープな)

ちょうど、セネガルから短期滞在中のカナダへ戻るところだったらしい。

最初はあまりの偶然に目を疑ってしまったけど、(だって、ちっともルートが重なっていないのに、こんな初めての国で偶然会うなんて!)お互いびっくりしながらも、久しぶりの再会にうれしくなり、初めて行くブルキナファソのことを色々と教えてもらった。
Uさんは最近までブルキナファソに滞在していたため。


画像1














その日の夜は、おしゃれな高級レストラン…ではもちろんなく、庶民的で美味しそうな食堂へ。
ふたりともトルコは初めて。


画像1











うつくしいランプのひかり、オープンテラスのレストランが賑やかにつらなり、美味しいシーフードやケバブがたくさん。


ほんとうに食の豊かな国、トルコ。


画像1











そして、たくさんのおじさん生演奏バンドが、店を渡り歩いてくるのです。

その演奏の素晴らしいこと!


画像1










あちこちの店から聴こえてくるトルコ音楽。

きいたことのあるリズムや楽器の音が目の前で鳴っているって、本当に心動かされます。


画像1











そして。

わたくしも音楽を愛するベリーダンサーの端くれ。

魂と血がうずいて仕方なく、おじさんに乗せられて、やっぱり踊りました。(分不相応にてすみません)

踊りはまだまだ未熟者でございますが、その楽しいこと!

そして、バンドのおじさんたちや周りのお客さんたちの大盛り上がりなこと!

どんどんあがっていくリズムの高揚感。


とはいえ、知らないリズムも多くて、生演奏でドラムのひととあわせて作っていくのって本当に難しい。修行がたりませんね。



それでもほんとに楽しい!

いい経験させていただきました。



画像1











結局、Tシャツにジーンズで腰に普通のスカーフをまいて汗だくになりながら、ショー一本分くらいの時間を踊りました。

やがて盛り上がったおじさんたちも踊りだし、お店には観客が増え、最後にはマネージャーが挨拶にきて、わたしの踊りをべた褒めする始末。



トルコ、やさしい(T_T)

そして、生演奏ってなんて楽しいんだろう。人間の鼓動や息づかいがそのまま聴こえる音楽の素晴らしさ。
お腹に響く音。


もっともっと、技術も人間性も高めて、すてきな踊りができるようになるよう精進しよう。とおもいました。


素晴らしい経験をさせてもらったイスタンブールの夜。


Uさんは踊るわたしをたくさん撮影していましたが、ショーの写真は非公開!
( ̄(工) ̄)


画像1













ほんとに、心から素晴らしいと思えたすてきな夜でした。


ホテルへの帰り道、ふたりでトルコアイス!

面白いおじさん。
極上のアイス!みょ〜んとのびます。



画像1















わたしの初めてのトルコがうつくしく彩られ、初めての西アフリカへの旅は、素晴らしいオープニングとなりました。


踊りに関しては、いつもいつも未熟な自分を感じて落ち込むことが多いけど、それでも、こうして素晴らしい機会にめぐり合ったときに楽しめるくらいの器にはなったのかな?

もっともっと、たくさんの経験をつみたいですね。


で。

ベリーダンスブログではないので、この話はこの辺で。


あとは、東京でのショーなど、Facebookつながりの方には告知いたしますので、ぜひ遊びにきて一緒に音楽を楽しみましょう。


感謝をこめて。


あふりかくじら


Rupurara Moon
アフリカンビーズ&クラフト






Rupurara Moonショップブログ




セロウェの夜明け、鳥の声を聴いた: 大学生、作家ベッシー・ヘッドに会いたくて、ボツワナへ行くことにした。
横山仁美
B01A4FSZXE



↑↑Kindle本出ました!!




Profile
facebook
Twitter
Archives
  • ライブドアブログ