『あふりかくじらの自由時間』

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2013年01月

Ros ByrneのKudhindaファブリックへの思い。

「定番」のジンバブエ土産として確固たる地位を築いたといえる
Ros ByrneブランドのKudhindaファブリック。

ジンバブエを訪れる外国人はたいてい、首都ハラレ郊外か
ヴィクトリア・フォールズのショップ、あるいはヨハネスブルグの
O.R.タンボ空港のショップで見かけたことがあるだろう。

四角いキュートでカラフルな「スタンプ」調のパターンが
お茶目にあしらわれているデザイン。

定番は、ゾウやホロホロ鳥。
他にも、カラフルでうつくしいパターンがたくさんある。





1989年、このブランドはRos Byrneという女性によって立ち上げられた。

今ではけっこう流行しているけれど、当時はあまり耳にすることのなかった
「エシカル」なブランドを立ち上げたかったそうだ。

コットンは100%ジンバブエコットンで、特殊な染料はドイツから輸入しているとか。

ハンドプリンティングは、いわゆる「芋版」。
いまでは「芋」の代わりにゴム版を使うという話も)

一つ一つ、かわいい模様を丁寧に押していく。
パターンが繊細ですてきなだけでなく、虹色に変わっていくような色の組み合わせが絶妙なのだ。

Kudhindaとは「(スタンプを)押す」というような意味のショナ語。


私自身、このブランドがとても好きで、ポーチやクッションカバー、
ショッピングバッグなど、気がつけばかなりたくさん愛用している。
どれも、驚くほどに品質が高い。

ジンバブエ関係の外国人などであれば、たいていのひとが持っているという
このブランドの人気の高さ。

(あまり一般のジンバブエ人は持っていないんだけど)

某援助機関の女子トイレなどでもたまにこのポーチを愛用している女子を見かけたりすると、
なんだか自分のことのようにうれしいのでつい声をかけたりしてしまう。





日本ではこのブランドを取り扱っているお店は、わたしの知る限りは存在しない。


工場では、現地の女性(男性もいる)の雇用のため、技術訓練を行い
それぞれがすばらしいスキルを身につけているということだ。
そして、会社としてもマネジメントをしっかりし、スタッフも能力に応じて重要な仕事に
ついてもらい福利厚生もしっかりしている、というようなことがあちこちに書かれている。

工場のマネジメントについても、大切なフィロソフィーがあるようだ。
(「整理整頓」とか!)

このブランドをフェアトレードと呼ぶひともいる。


残念ながら、私自身はまだこのRos Byrne本人にきちんとインタビューしたわけでも
工場見学をしたわけでもなく、ショップのマネージャーさんとのメールのやり取りと、
お客さんとしてのショップ訪問しかしたことがないため、詳しいことはまだ知らない。




それでも、このブランドにはとても興味を持っている。


2000年以降のジンバブエは、政治経済ともに不安定になり、とくに2008年までは
非常に厳しいハイパーインフレーションの状態になり経済は崩壊した。

そんな社会情勢すら乗り越えてすてきなプロダクトを作り続け、
またヨーロッパや米国など海外展開もしているRos Byrneブランド。


マネージャーさんとのやり取りによると、じつは近年、経営が少々厳しくなり、
多岐にわたっていたプロダクトラインを縮小し、Kudhindaは
生地の販売を中心にするようにしているのだそうだ。

それを聞いたことも、「やっぱりこのブランドをちゃんとお店で扱おう」と思った
ひとつの理由なのだけれど。

Rupurara Moonを開いてジンバブエをはじめとしたアフリカンクラフトなどを
取り扱い始めてもう三年以上が過ぎている。


これからは、「お客さん」としてではなく、このほんとうにすばらしいブランドの
紹介者の一人として、願わくば担い手の一人として、関わりたいと感じた。



昨年は、1月以降ジンバブエに行くことができなかったのだけれど、
今年は少し時間をとって訪れようと思っている。


そのときには、このKudhindaのことをもっと知り、
生産者たちのことをたくさんの人に伝えていきたい。


そして、もっとたくさんの日本のひと、欧米のひと、アジアのひとなどにも、
このブランドに出会い、好きになってもらいたいと思っている。



新しいコットン製品の、ちょっと厚手の感触とぱりっとしたにおい。

この「わくわく感」は、ぜひ誰かと分かち合いたいと思っている。



 =========


■【Kudhinda】クッションカバー





■【Kudhinda生地】ファブリック(メーター単位で販売)
 





■【Kudhinda】ポーチ&コインケース&ペンケース





『Kudhinda: アーチ型ポーチ(ゾウ)』
 



『Kudhinda: ペンケース』
 


 

『Kudhinda: コインケース』
 







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アルジェリア、マリ。

アルジェリアの事件。

こんなに巨大な天然ガスプラントがあったんだな。
日本は、エネルギーを大量に輸入していたということか。

資源を頼らなくては生きていけない日本。

マリの問題も、アルジェリアの問題も、格差と無関係ではないのかもしれないと漠然と思う。

同社の知人はちょうど事件後にアルジェリアに行く予定だったそうで、日本にいて巻き込まれずに済んだようだが、こんなにたくさんの犠牲を出すなんて、あまりにもショック。


日本にいると遠い世界の話のように聞こえるけれど、こんなことどこでも起きうることだし、そしてなによりも、そんな大企業の仕事が私たちの消費生活を支えているという利益のからくりがあるからだ。


ひずみが、どこかで取り返しのつかない悲劇となる。

これから、日本企業による天然資源の確保や、大農業開拓が、どれだけ歪みを増幅させていってしまうんだろう。

日々、お買い物をしてエアコン入れてテレビを見ている私たちがいるから、そういうからくりが成り立っている。



プラント、テロの標的 リスクと向き合う日本企業の対応は

アルジェリアの人質事件は、天然ガス関連施設がイスラム過激派武装勢力の標的となり、資源小国・日本のエネルギー確保に尽力する日揮の日本人技術者が、800人を超す各国の施設スタッフとともに巻き込まれ、7人の死亡が確認された。政府に大打撃を与える格好の“人質”となるエネルギープラント。危機管理の専門家は「今後も狙われる可能性がある」と指摘する。日本の企業は危機にどう対応するのか。



ブログ、ちょっと久しぶりですみません。





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『わたしは女の子だから』Because I am a girl

まだ社会にお正月気分が抜けきらない中、ものすごいheavyな話で恐縮なのだが、先月インドでレイプされ殺害された23歳の女子学生のことについて、その衝撃が与えた社会的インパクトについて、ずっとずっと頭から離れない。

その直前にも、レイプ犯との結婚を強要された17歳の少女が自殺したのもインドだ。

度重なる性犯罪への罰則強化などを求める激しいデモがあったことは記憶に新しい。

インドでは性犯罪に関する報道には規制があったようだが、これはたぶんわが国でも似たようなものだと思う。
このようなむごい事件は、世界中で毎日のように起きているはずだ。
だが、いったいそのどれほどまでが、報道にあらわれるだろうか。


先日、藤沢 伸子氏著『アフリカの風に吹かれて』 について書いたが、性犯罪だけでなく、児童婚や、女性性器切除についてのむごくて生々しい事実は、なかなかメディアに現れることがない。

国際機関やNGOなどがキャンペーンを打ち、活発に活動しているものの、それらはどこか「遠い世界」のような話として捉えられがちなのかもしれない。

女性として生きることは、途上国であれ先進国であれ、語られていないはずの「語るべきこと」がたくさんあるし、そうやって語らないでいる間でも、毎日のようにむごいことは繰り返されている。

(注:わたしは「フェミニスト」ではありません。念のため)

16 Days of Activism against Gender-based Violenceという国際キャンペーンが毎年行われ、今年も11月末から12月にかけて行われていたが、それに関連してジンバブエでもいくつかの記事が見られた。

Zimbabwe: Let's Tackle GBV Outside the Home

この記事↑は、ジンバブエのセックスワーカーについて書かれている。

エイズで両親を亡くしたストリートチルドレンの少女が、路上での生活を確保するために食事や寝る場所の代償を体で払わされる。

やがて彼女らは、自分を売ることでしか生きられなくなる。
取り締まりに来た警察官からも、性的搾取の対象とされる。


ハラレでもセックスワーカーはたびたび見かけた。
彼女たちが客引きをしているのはこの場所が安全だからだよ、とあるひと(先進国男性)が言っていたけれど、わたしにはどこにも彼女たちの「安全な」場所なんてないとしか思えなかった。
そこにあるのは、リスクばかりだ。

男性にはそれが見えないのだろうか。



性的搾取、性犯罪の問題について、ジンバブエで追いかけていたとき、ものすごく根深い社会の問題に気づかされた。
ジンバブエでも、ときどきニュース記事になる。たいていが、親族間のレイプ事件だ。
そして被害者は子どもだ。

ハラレで、レイプ被害にあった子どもを保護する施設を見学したことがある。

医療機関に併設されていた。
保護対象は、0歳から19歳まで。

生後一か月の赤ん坊ですら、レイプ被害にあうことがあるそうだ。
子どもの場合、女性器は避け、下手すると内臓に重大な損傷を与える。

診察室で、生々しいカルテを見て、あまりの衝撃に言葉を失ったことを覚えている。

そこでは、何人かのレイプ被害少女にあった。
(注:もちろんレイプ被害は女子だけではない)


心を痛めて泣くばかりでは、きっと何の解決にもならないだろう。

たぶん、そのむごたらしい事実から逃げずに対峙し、行動していかなければ誰一人救われることはないのだ。
そしてこれは、「悲しい」「むごい」だけ繰り返していて「自分と関係がない」ふりをしていてはきっと意味がない。


プランという国際NGOが「Because I am a girl」というキャンペーンを実施している。

これについては長くなるので詳しくはサイトを見てほしい。↑↑↑

そのプランの日本支部プランジャパンが出した日本語訳の『わたしは女の子だから』を読んで、心にものすごく響くものがあった。

この本は、キャンペーンの報告書などと違い、7人の作家などが実際に途上国のプランの活動現場を視察するなどして書き上げたもので、とても特徴的だ。

つまり報告書の味気ない文章でもなく(ただ国際機関でもNarrativeとして書かれているものも多いがそれとはテイストがまったく違う)、作家が独自の視点でノンフィクションでもなくフィクションでもないリアリティを追求した文章。

とても説得力がある。

そして彼らは間違いなく、自分ができることとして筆を執った。

これを翻訳したのは、作家の角田光代氏だ。彼女もまた、自ら望んで行動を起こしたひとりだろう。


この本のなかでいちばん心にぐっと響いたのはアーヴィン・ウェルシュ氏の「送金」。


ぜひ、この本には多くのひとに向き合ってほしいと思う。


4862761186Because I am a Girl――わたしは女の子だから
ジョアン・ハリス ティム・ブッチャー デボラ・モガー キャシー・レット グオ・シャオルー マリー・フィリップス アーヴィン・ウェルシュ 角田光代
英治出版 2012-11-20

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新しい一年のはじまり。

どんな新しい年をお迎えでしょう

こちら、いちおう実家。(両親宅)

印象的な12月を終えて、シンプルで幸せな気持ちになりながら、ちょっと静かにのんびりしています。

12月はお友だちや周囲のひとの温かさにとても癒された月でした。






家族と過ごせるときは、一緒に過ごすって大切だなと思いました。






わたしは小さいころから家族とともにたくさん引っ越して転校して育ってきたので、生まれ育った土地はないようなものなのですが、実家ではどうしてもやっておかなければというテーマがありました。


今でこそ、だいぶ生活の仕方が変わってきたのですが、何年か前まではわたしも捨てられないひとだったわけです。

いえ、正確にいえば、書類とか本などを捨てられないタイプでした。


ゆっくり両親宅に滞在することも年末年始くらいしかないので、今年はテーマを「超シンプル化作戦」として腕まくりしております。






これは、作家ベッシー・ヘッドに関する資料。

あ、彼女に関する資料は捨てません。主に大学時代に収集したものです。

ちなみに、この写真のもの以外は、ボツワナ→大学時代のアパート→両親宅マンション→エジンバラ(大学院留学)→両親宅→ジンバブエ→両親宅→現在の自宅へと旅をしています。(すべて連れ歩いている)

それ以外、本棚などに詰め込まれた資料は、我ながらすごいものがありました。

古いものはナント、高校時代の世界史のプリント!
いまではもう、すっかり忘れています。


それから、大学時代のたくさんの資料、レポートの数々・・・。
大学の勉強、かなり難しいことやっていたんだなーとしみじみ関心。
なんだか、ほとんど忘れてしまっているかも

我ながら、けっこう勉強してた?


高校時代は、福祉関係の資料ばっかり。

大学に入ると、それはもうアフリカの資料ばっかり。

エジンバラ大学の大学院(アフリカ地域研究)の資料だけでなく、卒業後もずっとずっといろんな勉強会に出たりNGO活動にかかわったり、ともかくあらゆるジャンルの書類がたくさん。


エジンバラ大学では「アフリカ地域研究」でした。修了後もいろんな活動をしていたので、とくに勉強会の資料などは、開発学だけでなく人類学、教育学、ジェンダー研究、歴史、言語学等々、ものすごい学際的。
もちろんアフリカに関するものです。

最近はちょっとアカデミックなところから遠ざかっていて実務方面ばかりだったので、そんな感覚を久しぶりに思い出して、目を覚ましたような気分になりました。

ほんと、奥が深いのですよね。アフリカ地域研究なんて一言でいっても。


一度、あるお世話になった方に言われたときから論文を書いておこうとは思いつつも、なかなか単位取得などの具体的締め切りがないと進みませんね


その後、仕事は開発コンサルタントや政府系になっていくんですが、そのギャップが印象的。



アカデミックな分野の資料は、ひとつの分野をそれはもう深く深くきめ細かく掘り下げていこうとするような、ある種マニアックなものばかり。

一方で、政府系のお仕事でつくってきたものは、とにかく一つのテーマをできるだけシンプルに一枚紙にまとめていくこと。


対照的な世界を渡り歩いているのだなぁとしみじみ思いました。






書類を少しずつ処分していくにつれ、どんどんこころがシンプル化していくような感覚を覚えています。


新しい年、新しいものが入ってくるかな、と期待





今年は、すべてのひとたちにとって、平和で温かい一年となることを祈ります。


皆さまも、どうぞ健やかに穏やかに。



             あふりかくじら




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セロウェの夜明け、鳥の声を聴いた: 大学生、作家ベッシー・ヘッドに会いたくて、ボツワナへ行くことにした。
横山仁美
B01A4FSZXE



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