『あふりかくじらの自由時間』

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2012年09月

ショウウインドウのピンクのドレス。

今日、facebookで、お友だちの近況にちょっとおふざけっぽくコメントしたことば。

「○○ちゃんがお勉強を頑張って今度のテストで一番になったらあのショウウィンドウのドレス、お母さんが買ってあげる」「ホント?約束よ」

・・・という謎の劇のセリフ。

このシチュエーションは、わたくしの心のなかで大切にしている小説のある一場面に由来する。


またか、と思う方もおられるかもしれないけれど、ジンバブエ出身の作家ノジポ・マライレの『ゼンゼレへの手紙』だ。

これは、アメリカに留学している娘ゼンゼレへ宛てた母シリの手紙という形をとっていて、全編、シリの語りだけで構成されている。

生きること、ジンバブエの歴史のこと、女性として生きること、などなど。
(詳しくはアマゾンのレビューを見て。私が書いたものがあるので)

ゼンゼレへの手紙
ゼンゼレへの手紙J.ノジポ マライレ J.Nozipo Maraire

翔泳社 1998-07
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ともかくこの本は、本当に美しくて、わたしは2000年当時、エディンバラに留学するときに持っていた数少ない日本語の本のひとつだ。

この手の文学はちょっと残念な翻訳になっているものも少なくないのだけれど(毒)、この訳はとてもうつくしい。
もちろん、原作もとてもうつくしい。

何度読んでも、たくさんの教えにあふれていて、愛情にあふれていて、涙がでそうになる。



その中で、ジンバブエの激しい独立闘争時代に女性ゲリラ兵として戦ったティナオというひとの思い出話がある。
彼女が、どうしてゲリラ闘争に加わったかを、シリに語るところだ。


「試験で頑張ったら、なんでも好きなものを買ってくれるって、お父さんが約束したの。でも、私が中学二年(フォーム・ツー)になる前の年に、暴漢に襲われて死んでしまった。教育がわたしたちを解放するカギになるって、お父さんは固く信じていた。

(中略)

わたしが欲しかったのはフォース・ストリートのヨーロッパ人の店で見かけたドレスだった。(中略)あのドレスのために猛勉強したの。(中略)そんなふうにして、あのドレスはシンボルになったの、わたしの進歩と、決意と、お父さんが私の将来に託した夢との。あのドレスはわたしたちの大切な希望になったの。
ついに成績が発表になった。
お母さんの誇らしげなことったらなかった!わたしがクラスでいちばんになったことが信じられないみたいだった。

(中略)

店の中に入ったことは一度もなかったけど、思い切って入っていったの。鼻の高い、ヨーロッパ人の女の人が近づいてきた。
『悪いけど、ここには仕事はないわよ』彼女はきっぱり言って、手で追い払うようなしぐさをしたの。

そしたら、母がバッグのなかから、くしゃくしゃになったお札の束を取り出して広げて、それからコインを包んであったハンカチの結び目をほどきはじめたの。母はお金を差し出して、訛りが強いけれどやさしい口調で言ったわ、『どうぞ、わたしの子供のために・・・あのピンクのドレスを』って。
 その女の人の鼻筋はまた一段と細くなって、先は刀のように光っているみたいだった。
『ここじゃ黒人には売らないのよ。アフリカ人の店に行きなさい』

(中略)

『早く出て行って!わたしたちの国を滅ぼすのはあんたがたのその強情な図々しさなのよ!出てって!汚い黒ん坊の金なんかいるもんか!』女は金切り声をあげた。

コインが部屋中に転がってけたたましい音を立てたわ。その音がいまでも耳に残っている。母が膝をついて、コインをかき集めるのを、わたしは嫌悪感を持って眺めていた。わたしは入ってきたときの場所から一歩も動かなかった。ただ代わる代わる眺めていただけ、ドレスと、お札とコインを胸に拾い集めている母と、レジの向こうで顔をしかめている白人の女をね。私の眼はレンズのようにその場のすべてをとらえていた。

その光景は、一枚の写真になって私の頭に焼きついた。その写真を胸に抱いて、わたしはその夜、何も言わずに、ブッシュに潜り込んで、フリーダム・ファイターに加わったのよ。

(中略)

もう、あのドレスを買いたいとは思わなかった。あのドレスでも、ほかのものでも、自分の汗の結晶が欲しかっただけなの。闘争の経験を通して、わたしの野心は小さな一枚の服を越えて、国全体の問題に広がっていたのね。」



ジンバブエの独立までの解放闘争のなかで、どれほどたくさんの血が流され、たくさんのひとの人生が変わっていったことだろうと思う。

この物語のティナオは、勇敢なゲリラ兵で、ローデシア軍の司令官の家にメイドとして潜り込むスパイになる。
その話は痛快だが、この国だけでなく世界中の「植民地主義」や「人種主義」が抱える根深い悲しさがあふれている。

この物語には、そんなたくさんのドラマや、うつくしい物語がつまっている。

いつ、どのページを読んでも。


わたしがこのジンバブエという国に実際に暮らすことになったのは、この本と出会ってからずいぶん後の2005年のことだった。

まさにこの小説の舞台となった国に暮らすなんてほんとうに素晴らしいめぐりあわせだったのだなと思う。


わたしのジンバブエ赴任を後押ししてくれたのも、たくさんの扉を開いてくれたのも、じつはこの小説だったのだから。

なんてことを、一枚のピンクのドレスということから思い出した。



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『なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?』

最近ちょっと売れているらしい本。

刺激的なタイトルなのだけれど、このひとが、わたくしの好きな靴のネット通販「LOCONDO」の代表者ということで興味を持って。

マッキンゼーを辞めて独立したあとの話ではなくて、就職活動からマッキンゼーを卒業するまでを書いたもの。

なかなか興味深く刺激を受けた。

インパクト志向。
イシューから考える。

これらのキーワードだけでも、日々の自分の仕事に当てはめて、とても参考になるように思った。

実際、ちょっとやる気なくしてだれていても、この本をちらっと見るとエンジンかかる感じ。

この緊張感はすごいなと思う。


まったく仕事の境遇は違うのだけれど、現在わたしがやっているクリエイティビティとは程遠いところにある通い仕事でも、自分自身のバリューを仕事の中で出す、ということを考えられるようになった。

それは、言い換えればすごくシンプルなところにある。

その一つのポイントに焦点を合わせると、いろんな物事が案外すんなり進んだりするわけで。



一方で、Rupurara Moonの仕事が目指すところは何なのかな。

そういうことを考えさせてくれる良いきっかけをもらったようだ。


4492502351なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?
田中 裕輔
東洋経済新報社 2012-06-15

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The beauty of calabash

アフリカにいくと、(おそらくいろんな国で)たくさんヒョウタンをみかける。

ジンバブエの伝統的な楽器ムビラ(親指ピアノ)が取り付けられているまん丸いものもカラバシュと呼ばれるヒョウタン。

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アフリカ方面を得意とする旅行会社「道祖神」の情報誌である「Do Do World News」の9月号では、このヒョウタン文化の特集があって、テンションも上がった。


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ヒョウタンは、器として、装飾品として、楽器として、広くいろんなところで使われている。

この特集によると、東アフリカのマサイの人々や、南アフリカのズールーの人々は、ヒョウタンにビーズ細工を施すとのこと。



そういえば見たことある!

西アフリカでは、焼きゴテで絵柄を焼き付け、東アフリカでは染色した後に線刻するのだそうだ。

上の写真のカラフルなものは、マリのもの。
黒いうつくしいラインの模様が刻まれているのはカメルーンだそうだ。


あの素晴らしく美しい音色を奏でる西アフリカの「コラ」もヒョウタンなのだとか。

おお!感動。

そういえば、モザンビークで見た伝統楽器Timbila(木琴)の下に共鳴用に取り付けられていたのもヒョウタンだったかも。
他にも、ドラムやマラカスなどなど・・・・。

ほんとうに幅広く活用されているので、これだけでものすごい膨大な研究になるな・・・。


最近、ため息がでるほどうつくしいと思った写真が、facebookでわたくしもフォローをしているMbira Exhibition Onlineさんのお写真。

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うっとりするほどうつくしいアート。

なんとなく、いつか将来ゲストハウスを経営するのだとしたら、エントランスやホールウェイ、ラウンジにはこの明かりが点々とともっていたらいいなと思ってしまった。


そしてもちろん、部屋の中には大きな木彫りのキリンとショナ彫刻。






夢は、具体的にディテールまで思い描いていたら、いつかは現実になるかもね。


アフリカンアートの世界、ほんとうにすてきです。



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着実に積み上げていくアフリカ時間。〜DADAのこと〜

水曜日の仕事上がりに電車に飛び乗りDADAの報告会へ。

DADAは、「アフリカと日本の開発のための対話プロジェクト(Dialogue and Action for Deveropment Alternatives in Africa and Japan)」

ジンバブエで活動するNGOで、わたしもよくお世話になっている。


代表の尾関さんに初めてお会いしたのは、わたしがまだジンバブエに行く前のことだった。

わたしはたしかOLをやっていたころだったかしら??(忘れちゃった、えへ

講演を聴いてとてもすてきな女性だなぁと思っていたけれど、自分がその活動地のジンバブエに行くことになろうとは、そのころは思っていなかったなァとしみじみ。

今回の報告会では、DADAがジンバブエでの活動を始めた経緯から始まり、DADAの10年+αの活動の振り返りとこれからについて。

90年代のTICAD(アフリカ開発会議。5年に一度開催され、次回は来年のTICAD V)のときにジンバブエから招へいされたAZTRECという団体のゴネセ氏との出会いにさかのぼり、この団体と一緒にジンバブエ中部のマシンゴ州の村での活動をはじめた。

このAZTREC(The Association of Zimbabwean Traditional Environmental Conservationists Trust)は1985年からこの地域を拠点に活動しているそうで、農業を通して土地を回復させること、伝統的な知恵を受け継ぎ、土地を管理すること、などなど(でいいのかな)を進めている、ほんとうに草の根密着型の活動をしている団体だ。

DADAについては何度かこのブログに書いたことがあるけれど、いつもAZTRECのアフリカの大地に根付いたような活動に寄り添っている。
それは、決して大きな活動ではないんだけれど、ひとつひとつ地元の人たちと築いていく信頼関係は、どこかの先進国の価値観をたくさんのドナーから集められたお金とともに作られた「貧しい国」に落としていくようなものとはまるで対局にある。

この小さなお金で、どれだけたくさんのものを得ることができるか。

DADAという名前にある通り、「対話」が根底にある。

ジンバブエとその土地は、植民地を通じてやはり大きく歪んでしまっていて、いまでも政治的問題が山積みになっている。いつもDADAの会合では、農地区分が書かれたジンバブエの全国地図と、降雨量別に色分けされた地図を隣に並べて語られる。
(ちなみに、わたくしこのネタを大学などで講演するときによくパクリます。ゴメンナサイ

降雨量の多い豊かな土地のほとんどを人工の1%に満たない白人の大農場が占めていた実情。
ジンバブエの歴史・政治経済が落ちていった元凶はここにある。


でも誤解を招きたくないのだけれど、DADAはいつもできるだけデータを集めて真摯な姿勢で正確なことを伝えようとしているのであり、誰が悪いとか悪くないとか言っているのではない。

ちなみに、選挙の記録とかインフレの記録とか、けっこう細かくつけていて(こういう細かいことはわたしに決定的に欠けている能力)、歴史など全然知らないこともたくさんあっていつもお勉強させてもらう。

うむ。わたしにかけているのはこの精緻さだが、生来の面倒くさがり屋なのでしかたないね


ODAで、恐ろしい額のお金が投入され、多くが日本のコンサルタントやたくさんの調査費に消えていく中で、こんなに小さなお金で出せるインパクトってすごいと思う。
(ODAのことはここでは書きません)

すごくまっすぐで着実なDADAの活動は、代表の尾関さんやスタッフの方の真面目さに通じる。

↓DADAの会報。わたしもちょっとだけ寄稿させていただいてるよー。

002


それにしても、尾関さんとアドバイザーの壽賀さんのお二人がそろうと、いつも「最強だ」と思ってしまう。
(何について最強かはともかく)

お二人には、ハラレのアパートでのお食事に招いていただいたり、たくさんお世話になっている。

そういえば、この前、ジンバブエのチャンギライ首相のご講演後にお昼ごはんをご一緒したけど、ご経験豊かなスーパー大先輩であるお二人とおしゃべりしているといつもたくさんの刺激とたくさんの宿題(?)とたくさんのやる気をいただける気がして、いつもすごく貴重な時間。


ところで、今回の集まりで出てきた、道があって「市」がたって町ができていくというお話。
そこにはたくさんの例外もあって、歴史をひも解いてゆくときっといろんなことが見えてくるんだろう。

そういうこともまた、じっくりと時間をかけて土地の息吹を感じて体にしみこませていく。

そこまでやって初めて、土地のひとたちとの大切なつながりがだんだんと築かれ、太くなっていくのではないかと思う。

そして、Rupurara Moonみたいな活動も、きっとこれまでのそういう土地の歴史とつながっていって、だからこういうクラフトやアートがあるんだと感じながらやっていくべきなんだということが、何やら喜びだと感じた。


003


↑↑↑ひとり二袋までと言われていたお土産。

強欲でゴメンナサイ(←全種類あつめた)

右から、ジンバブエのもっともポピュラーな「マコニ」ティーの葉っぱ、緑の粉はモリンガ(とかしてちょっとずつ飲む。その魔法の効用について知りたい人はしらべてネ)、バオバブコーヒー、ブラック・ジャック・ティー(コセンダングサ)、バオバブコーヒー(ミルク入り)、それから、えっと何コーヒーだっけ。パッケージないから忘れちゃったけど、すごくすごくいい香りがする。シアワセ

そして、ミントキャンディーは向こうにいるとしょっちゅうお目にかかるものです。
なんかの会議やら集まりやらにいったり、レストランなんかでもたいていこれがあります。
すごく美味しいものじゃないんだけど、なんだか懐かしいのだ。



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踊るアフリカンビーズ屋、葉山にいく。『ビーズ・イン・アフリカ展』

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やっと参りました。

『ビーズ・イン・アフリカ』@神奈川県立近代美術館葉山にて。


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詳しくはリンクを見ていただくとして。


ともかく、アフリカのビーズの奥深さを、アフリカビーズ屋のあふりかくじらは、改めて学んだのでありました

いやァ、知らないもんですな。

カメルーンのバミレケの仮面がたくさん並んでいて、その存在感が圧倒的。
きっと古いビーズを使っているんだろうな。

西アフリカのトンボ玉も、やっぱりうつくしい。
これは、今後、Rupurara Moonでも扱えるようになったらいいなと思って考え中。


いちばん圧倒的だったのは、コンゴ民主共和国のクバ王国の摂政の装束。

頭飾りはゴージャスなビーズとタカラガイとたくさんの羽根に覆われたそれはもうびっしりと限りなくゴージャスな衣装。ネイルまである。

羽根のひとつひとつにも、「位」を表す意味があるらしい。

こんな貴族や王様が現れたら、ひれ伏しちゃうだろうな。

(例によって)あんぐりと口をあけながら立ち尽くして見上げたのでした。

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ビーズもやっぱり権力の象徴や、文化的な意味、歴史的な意味など様々な背景を持っていて、調べていくとほんとうに奥が深い世界。

わたしがお店で扱っているワイヤービーズは、南アから来たプラスチックのビーズだけれど、アクセサリに使われている樹木の種や、動物の骨や角、様々な種類の天然石にはそれぞれのパワーがある。

それにしても、カタログがとっても面白くて勉強になった。

一部、心に残った言葉を引用。

ビーズという語自体は、古英語の"biddan"「祈る」という語に由来するとされる。この語が、祈りに用いるロザリオ(数珠)を指すようになり、さらには数珠の珠一般を意味するようになったという。


なんとうつくしい。


一方で、ビーズは交易を通じて世界中に広がっていき、アフリカでもベネチアなどのガラスビーズがたくさん入ってきたわけで。
ジンバブエでも、11世紀から15世紀にかけて栄えたショナ人の王国グレートジンバブエ遺跡からは中国やインドのガラスビーズが見つかっている。


ところでRupurara Moonで取り扱っているモザンビーク・アイランドという名前を付けたビーズネックレス。
これは、まさに大航海時代のアラブ交易で輸入された古のビーズを、モザンビーク島に暮らす少年たちが海の底や砂浜から拾い集めてきて作られたもので、手触りも色合いも現代の大量生産されたプラスチックビーズとはまるで違う貴重なもの。

ぜひ、直接手に取って、その軽い独特な感触を確かめ、ビーズ同士がぶつかってたてるさらさらとした歴史ロマンあふれる音をお聞きいただきたいものです。

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『モザンビーク・アイランド』

(ずいぶん値下げしましたが・・・)


ところで、モザンビーク島、アラブ商船と言えば、いままであんまり深く結びつけていなかったんだけれど、「奴隷貿易」ですね。このビーズで奴隷も買ったのかもしれません。

なんという歴史・・・。ビーズひとつに、たくさんの思いや魂が込められているんでしょうか。

モザンビーク島もまた、その昔は奴隷の輸出港でありました。

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で。

ミュージアムショップで売られていたワイヤービーズの動物たち。
南アから輸入されたものだったようですね。

これらが自分のお店の商品ではないからいうのではないんだけれど、やっぱりRupurara Moonで扱っているものの方がデザインがずいぶん洗練されているようです。
(まぁ、センスの良い生産者と仲良くなって、すごく真剣に選び抜いているからなんだけど)

南アで見つけるワイヤービーズって、色合いもちょっとシンプルだったり(虹色でなかったり)、デザインも少し稚拙なもの(という見方をすれば、かもしれませんが)が多いみたい。

むろん、優れたものもあるんだろうけど、探せば見つかるのかな。

でも、結局はジンバブエ人が作っていたものだったりするんですよね。


それにしても、池谷先生のご活動の奥深さには脱帽だと思いました。
ボツワナのサンの研究で有名であられることくらいしか知らなかったけれど、ビーズに関してもここまで深い調査をされているとは。

9月30日には葉山のこの美術館でご講演があるそうです。

聴きに行こうかしら。


アフリカンビーズ屋として、書ききれないくらい学ぶことの多い一日でございました。

そして、葉山の海はとてもキラキラとしていてきれいでした。






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女性起業家。

ジンバブエのとある市民活動ポータルサイト(?)のメールニュースをもう何年も前からとっていて、いつもなかなかに面白いことが書かれてあるのだけれど、その中に、Bethlehem Tilahun Alemuさんのお名前があった。

5人の"Brave Thinkers"へ投票をサイトで受け付けているみたいで、わたしは初めてこのBethlehemさんのお名前を知ったのだけれど、迷わずこのひとに投票してしまった。

エチオピア出身のいわゆる女性起業家で、SoleRebelsというシューズブランドを立ち上げたひととのこと。


すでに世界30カ国以上で販売されていて、日本でも総代理店をやっているアフリカ雑貨の会社さんがおられるみたい。

サイトから引用:

“SoleRebels”は、エチオピアの女性靴職人ベツレヘム・アレム(Bethlehem Tilahun Alemu)が2005年に立ち上げたエコなシューズブランド。

靴底に廃タイヤを使用し、現地のオーガニックコットンや革で縫製されたスニーカー・サンダルを、一足一足ハンドメイドで製作しています。

ソールレベルズのスニーカーやサンダルは、フェアトレードへの関心の高い欧米(アメリカ・イギリス)で特に人気があり、これまでにない軽さと履き心地、豊かなデザインとカラー、製品のクオリティからその人気は世界中へ広がっています。


ううむ。

その生き方、すてきだわ

こういうケースは、バングラデシュのマザーハウスや、エチオピアのandu ametさんとも違った、現地の人によるオリジナリティあふれるイニシアティブであり、ビジネスなんですね。


たまに、ちょっと小耳にはさむことがあるのだけれど、Rupurara Moonの商品を見ながら、「こんなの現地にはない」と発言するひとがいたりする。一度だけじゃなくて、以前も同じようなことがあったような・・・。
(とくにジンバブエ人の反応)


Rupurara Moonのコンセプトのひとつは、やっぱり現地にある素敵なものを通してジンバブエ、ひいてはアフリカのことを考えるきっかけになってほしいということ。「出会った」ひとの生活に自然と入り込むこと。

だから、日本市場向けにデザインをするとか新しいものを作る=現地にないものを作る、ということはしない。

もちろん、商品はすごく真剣に選んでいて、クオリティが高くてデザインも良い選りすぐりのものなので、たぶん、そういうことを意識していないと、同じジンバブエという国に住んでいても気づかないんだと思う。

生産者と一緒に、もっと良いものをつくろうとすることはありますよ。(いつもジンバブエ訪問時は弾丸なので圧倒的に時間が足りないから十分協力できないけどね)

でも、こんなのジンバブエにない、ってものを作ってもあまり意味がない。少なくとも現時点のRupurara Moonの在り方においてはね。



わたしもまた、いちおう自分でブランドを立ち上げて運営しているわけだけれど、たぶん、素敵なものを見つけ出すのは得意。好きだからだと思う。


大活躍している女性起業家たちと比べれば、通い仕事をしながらでなかなか進まないんだけれど、わたしにも大きな夢ややりたいことや「芯」みたいなものはあって、その周りであくせくしながら地道に進んでいくことがとても楽しいと思ってる。






そうそう。

ギャラリー展の帰り、大荷物を持って、愛用しているKudhindaのショッピングバッグ(←お店にもあるよー。こちら)からこのように木彫りキリン(すごくかわいくて軽い)をのぞかせて、お手伝いに来てくださるルプララ・フェローのSちゃん相手におバカなことをしておりましたら、電車の向かいの席に座っていたお姉さま姉妹の方が話しかけてくださりました。

キリンがつなぐ縁でございます。
しばらくお話をして、名刺までいただいちゃいました。


自分の好きなこと、やりたいこと。

見失わず、ぶれず、つづけていきたいものです。


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いちばんシンプルに喜びを感じること。〜ギャラリー展〜

Rupurara Moon主催のギャラリー展。

とても気持ちを込めた一日だったので、来てくださった方、そして行こうと思ってくださった方、たくさんお手伝いをしてくださった方、みんなの存在がとてもうれしく思いました。

ほんとうにありがとうございました。

商品はなるべくシンプルに。
ひとつずつ、いろんな思いが込められた作品なので、テーマをもって感謝しながら並べました。

「目があった」作品を喜んで買ってくださった方も。
アート作品との対話です。

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わたしもまた、気に入ったアートやクラフトを誰かとシェアすることに喜びを感じています。

とてもすてきなものが、ほんとうにたくさんあります。それは誰かの気持ちがこもっている作品だからだと思う。

だから通じ合えるといいなと思っている。

作るひと、それを気に入って自分の生活の中にふっと取り入れてくれるひと。
遠い国のことを考えるきっかけ。

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単純に、アフリカ雑貨を売る、ということがやりたいのでは全くないけれど、その行為はきっと私の中ですとんと落ちる意義みたいなものがあるからやっているんだと思います。

こうして、誰かの心が通じたり、ジンバブエのお写真を見ながら自分の感じたことを話したり。

雑貨屋としても研究者としても、ODA関係や外交関係でも、いろんな視点から感じてきたジンバブエについて、わたしはパーソナルな意味でとらえているし、それを誰かとシェアしながら、誰かがそれぞれ自分の中ひろげていってくれたらいいと思う。

できるだけ多角的に、立体的に、そしてパーソナルに。

カタイ言い方だと、自分は自分の人生の中で、向き合うべきものにちゃんと向き合って生きているのか、みたいな。

簡単な言い方だと、シンプル&パーソナルか。
(つまり、メディアがどうとか、研究やODAや外交がどうとか、そういうものときちんとうまく切り分けられたところのこと)

今回もまたいろいろとハプニングがあって、「写真トーク」をするという予定だったのにプロジェクターはうまく手に入らないわ(結局、急遽レンタル)、用意した写真データはすべて忘れ、PCに入っていた写真を見せながらのトークになるわ、といろんなことがありましたが、お客様がいてくれることがほんとうにうれしかったのであります。

感謝。感謝。

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ムビラの演奏は、Madzitateguru

パッションあふれるスミさん、やっぱりすばらしいムビラ奏者の血筋なのか、うつくしいソウルのトンデライさん、そして、すてきな女性ワカさん。
彼女からは、不思議なアフリカンなハートが感じられました。

すてきな三人に来ていただけて、ほんとうに幸せ。みんなの心にもきっとジンバブエの大地の音色が響いたことでしょう。

素晴らしい一日でした。

いろんな人たちのハートが感じられるのが幸せ。うれしいなと思います。



そして、みんなが帰った最後の時間帯。
うっかり遅くに登場した方たちといつも手伝ってくれるSちゃんのために、モザンビークの写真を見せながらお話をしました。

モザンビークも、ほんとうにすてきなところだったな。


少しずつ、このようなギャラリー展を重ねることで、わたし自身もまた、お店と一緒に前進していることを感じています。


最後に。


いつもはりきって手伝いをしてくれる両親、ゾウ大好きSちゃん、今回朝早くから来てくれたヨーコちゃん。

ほんとうにありがとう


Rupurara Moonを気に入ってくれる大切な皆さまへ。


Love,


あふりかくじら

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【本日です!】Rupurara Moonギャラリー展。

ぜひぜひいらしてくださいね。

私なりに心を込めて・・・


Facebookのイベントページはこちら

↓↓↓↓↓↓

Rupurara Moonギャラリー展&ミニライブ!

フライヤー(表)
フライヤー(裏面)


================


南部アフリカのうつくしい国ジンバブエからやってきた
カラフル&キュートなビーズの動物たち、
シンプルなアクセサリ、味わいあるウッドクラフト・・・​。

オンラインショップ「ルプララ・ムーン」に会いに来ませ​んか。


a little bit of Zimbabwean Art...

■日時:  2012年9月1日(土) 11:00 Open -19:00 Close
       14:00-14:30 「虹色ビーズの​やってきた国」
          Rupurara Moon店長あふりかくじらの写真トーク
       15:00-16:00 「Madzit​ateguru(マズィタテグル)」のミニライブ
          ジンバブエの伝統楽器ムビラ(親指​ピアノ)
          *ライブチャージ: 500yen   

■会場:  「東中野レンタルスペース」
       東京都中野区東中野4-4-5 東中野ア​パートメンツ203
      「東中野駅」西口(北側・中野寄り)より徒​歩0分。
      西口改札を背に右方向へ。
      突き当り右側の階段を下り、向かいのビル。
      ファミリーマートのあるビルの2階奥です。


今回登場する作品は・・・
 ワイヤービーズ動物たち(ミニサイズもあり)
 ウッドクラフト キリン、ウッドトレイ
 ショナ彫刻
 ジンバブエコットン製品(ショッピングバッグ、テーブ​ルランナー他)
 ウッドビーズアクセサリ(ピアス、ネックレス他)・・​・多数

14:00からは、ジンバブエの写真をたくさん交えて、​Rupurara Moonのこと、アーティストたちのこと、ジンバブエの​ことなどなど・・・「ここだけ」のことを、あふりかくじ​らがお伝えしちゃいます。

15:00からは、ジンバブエの伝統楽器ムビラ(親指ピ​アノ)のライブ!
マズィータテグルのスミ、トンデライ、ワカが来てくださ​います!
Rupurara Moon
アフリカンビーズ&クラフト






Rupurara Moonショップブログ




セロウェの夜明け、鳥の声を聴いた: 大学生、作家ベッシー・ヘッドに会いたくて、ボツワナへ行くことにした。
横山仁美
B01A4FSZXE



↑↑Kindle本出ました!!




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