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2008年06月

決選投票決行。

c0f13cde.jpgこの写真、投票ボイコットのキャンペーンみたいです。
メールで、赤い紙を撒き散らすキャンペーンに参加せよ!みたいなのが来ていましたが、それも実際に行われたようです。

allafrica.com


ほぼ完全に、ジンバブエ政府は孤立してしまったのではないでしょうか。
チャンギライ不在の決選投票での「勝利」を誰も認めるはずはないのに、やはりムガベの続投というシナリオを演じてしまうジンバブエ政府です。

暴力。殺人。

どうして人間は、人間として大切なことをこうも簡単に忘れてしまうんだろう。


独立系のジンバブエ・インディペンデント紙がこういう記事を書いてます。
Zimbabwe: Mugabe 'Win' Faces Rejection

もしかしたら、「正念場」はこれからなんじゃないだろうか。

これからが、悲劇・混乱・暴力の本番なのではないだろうか。そういう気がしてなりません。

チャンギライ、これからどう出るんだろうね。
日本のニュースでも、この選挙について流れていました。

真の民主化が、どれほど大切かということが、このジンバブエの混乱を見ていてよくわかります。
教育、保健、農村開発・・なんて言っていても、結局のところ「ガバナンス」の問題がすべてを壊したり、すべてを良くしたりするキーとなる。そうではありませんか。

大切なことは、「ひと」が人として大事なものを忘れないことだと思うのです。
参加型地域社会開発の理論もけっこうですが、それだけではものごとを語れないということから目を背けてはいけない。
人が人として普通に生きていくことを実現するためには、考えなくてはならないことがたくさんあるのです。

開発関係者には、そういうことを肝に銘じてほしい。
「対象」としてのアフリカではない、普通に人が生きる大陸としてのアフリカをみてほしい。


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SADCが選挙の延期を要求。

27日(金)のジンバブエ大統領選挙の決戦投票に向けて、動いてます、動いてます。
どうなるんだろ。


とうとうSADCがジンバブエ政府に選挙の延期を求めたようですよ。
これまでSADCはジンバブエに対して強い態度に出ることがなかったけれど、やっとこういうのが出たようです。

ムワナワサ・ザンビア大統領はムガベに対してきついことを言っるけど、一方のむべき大統領は本当に「静かな外交」ですよ。
でも、今回SADCがこうして動いたことは評価すべきことなのではないでしょうかね。

こちら、関連記事。
Zimbabwe: SADC Calls for Poll Postponment


くじらが敬愛するマンデラ氏も、ジンバブエの本件につき発言をしたようです。
(こちらは日本語記事)
マンデラ氏、ジンバブエ情勢で初発言 ムガベ大統領を非難

といっても、予定された決選投票日は明日です。金曜日です。
政府が選挙を強行するという話ですが、実際のところどうなるのか。

暴力の問題(これまで60人以上の野党支持者が殺害されているという報道もあり)ももちろんなのですが、そもそも、決選投票などをするためにかかるコストはどうしているのでしょう。

わざわざ憲法を改正してまで大統領の任期を6年から5年に短縮し、議会選挙と同時に行うといっていた今年3月の選挙。
その理由に、一緒にすることで選挙にかかるコストカットを実現、という話もありました。
任期が残り少なかったムガベがもう一度出馬し、当選すれば残った任期よりも長く在任できるという算段でした。

でも、これです。決選投票で再選挙です。

そして、軍部や警察を動員して、治安維持などといいながら野党支持者への暴力・弾圧。死者まで出す始末です。

こういうことで人間が殺されている国、想像つきますか。

これは、ひとごとなのでしょうか。

ルワンダの虐殺が起きたときも、国際社会の反応は冷たかった。

ジンバブエの問題はまた特殊なことではありますが、それでも、言論の自由や思想の自由を制限され、経済は崩壊しているこの国で、ひとびとは毎日のご飯を用意して生き延びていかなくてはならない。

この地球の上で生きていかなけばいけない人間同士、やっぱり何がおきたって「ヒトゴト」じゃ済まされないと思うのですよ。


報道でしか見られないのが苦しいです。

ジンバブエに、帰りたい。


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MDC、決選投票辞退のレター。

はい。

ジンバブエ・クライマックスですよ。やっぱり。

Kubatanaに、MDCの選挙管理委員会に対するレターというのが載ってます。
何故、この決選投票を辞退するのか。ということ。

たくさんの矛盾。
自由で公正な選挙は、のぞめません。


MDC letter of withdrawal to ZEC


どうなる?

どうなる?

誰も、わかりません。

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ジンバブエ・クライマックス。

チャンギライMDC代表は、27日の決選投票に出ないと言っているようです。
でも与党側はこれを非難。正式な辞退手続きをしていない、云々。

しかし、自由で公正な選挙はとてものぞめないなかで、チャンギライが言うことはいちおう筋が通っているのですよね。うむ。

オランダ大使館に保護を求めたっていう話もある。
ああ。ハラレのオランダ大使館、きれいですてきだったな。そういえば。
(でもスウェーデン大使館のほうが好きだったけど)

日本語でも、けっこうニュースが出ていますね。

「安保理、ジンバブエ政府を非難 議長声明を採択」

国際社会との間で緊張感が高まっているみたいですね。

今週の金曜日です。投票日。

また、投票数より得票数のほうが多かったりして。



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アフリカのかたち。

ac0ce10c.JPG夜更かしついでに。


これ、10年前、大学生だったころに初めて訪れた南アフリカで、あるひとにいただいたもの。


アフリカの形をかたどったゴールドのペンダントトップ。
サイの形にくりぬかれていて、ちいさな足跡がついている。

そして、わたくしの名前が彫られております。

まぁ、「あふりかくじら」じゃなくて本名ですけど。


チェーンを付け替えて、小さなスワロフスキーをぶら下げてみた。
ちょっと品が良い感じになりました。


いろんな思いであるけど、まぁそれはとっておくことにする。


おやすみ。( -д-)ノ


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「アートなひと」と出会う。

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.エンピツ「あふりかくじらノート」と一緒☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.


とても魅力的なひとに出会った。
「アートなひと」というのにはすごく反応をするのだけれど、たまたまのんびりしたお休みにしようとした今日、このひとに出会えるなんてとてもうれしいことだと思う。


いつも母がお世話になっているギャラリーさんで、たまたまやっておられた個展に、今日、足を運んだ。


器だ。

遊行窯(ゆぎょうがま)というところで陶芸をやっておられる。

話しやすくて、とてもすてきで、心が通じ合えるようなひとだった。
そういう人に出会えることってめったにないので、とてもうれしく思う。

滑らかな白磁の器を購入。
圧倒的に魅力的だったからだ。

写真、あとで一眼レフでちゃんと撮り直すけれど、とりあえずこれ。

bowl











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ジンバブエ決選投票まで一週間。

あれこればたばたしておりまして、やっとブログに向かいますです。
いかがお過ごしですか( -д-)ノ


さて。

6月27日に予定されているジンバブエ大統領選挙の決選投票が、もう一週間きってしまいました。
ニュースを見ていると、もう暴力とか抑圧とか、国際社会の批判でジンバブエ政府はまた態度を頑なにするとか、そういうことの繰り返しでございます。

一連のニュースはこちらで見て。


自由で公正な選挙は望めないでしょう。

ジンバブエの職場の仲間のメールにも、選挙へ向けて野党MDCがキャペーン活動を行うことができないなど、多くの暴力について綴られていました。

でもね、気をつけてほしいのだけれど、やっぱり「ムガベ=悪」みたいな単純な図式はやめなくてはいけないと思うのです。ここまできてしまったのには、理由があるんです。背景があるんです。
いまのジンバブエ政府を擁護する気はまったくないけれど、まったくの悪だと言う気もさらさらありません。問題は、根本的なところから解決されねばならない。

これ以上、誰かの犠牲を出さないように。


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めろんぱんのオススメ。

メールマガジンを二種類やっておりますが、皆さま、登録されておりますでしょうか。
最近発行されてないじゃん、というお声も聞きます。すみません。

そのひとつ、【あふりかくじら★カフェ】がメルマガ発行スタンドの「めろんぱん」さんでオススメとして紹介されています。
こちらです。

いやーうれしい。
苦節8年?

ほんとうにめろんぱんさんはよく見てらっしゃる(TДT)感動。

登録してくださいね、皆様。

【あふりかくじら★カフェ】

『アフリカ 苦悩する大陸』

『アフリカ 苦悩する大陸』というエコノミストの記者が書いた本を読んでいる。
まだ途中だけど。

ジンバブエについてのストーリーを読んだ。すらすら読めるのは、ジャーナリストの書く文章の特徴か。

それにしても、ものすごくドラマチックに描いている。しかも、この本の中でムガベ大統領は完璧な「悪」だ。ダークサイドだ。
そして、ムガベが行った数々の政策を頭から馬鹿にして批判している論調は、かなり強烈である。とくに、価格政策でパンの小売販売価格を卸値よりも低く設定し、利益の出せなくなった小売業者が品物を置かなくなったのをムガベが「不思議に思った」というような書き方をしている部分には、かえってちょっと驚いてしまった。
まるでムガベが救いようのないお馬鹿であると言っているようにとれる。これでは、独立の英雄もあったもんじゃない。

この国にはもっと根深い歴史があるのだ。
パンの値段の問題じゃない。


この本の良いところは、インパクトがあるところだ。
悪いところは、かなりな先入観とバイアスがかかっているところだ。とくに勧善懲悪や正義の好きな欧米人が書きそうな文章・・・といったら批判されそうだけど、ほんとうにそんな感じがする。

ジャーナリスト的に、幅広く調査するが、いまいち深みに書ける根拠を基に書かれているのは危険だ。ただ、読み物としてかなり面白いものであることは間違いない。
彼の「ストーリー」を楽しむことができる。

ジャーナリズムについては、また書く。

余談だが、ジンバブエの携帯電話会社「エコネット」の設立経緯はとても面白かった。この会社、わたしもジンバブエで利用していたけれど、こんな苦労があったのかーと思うとなんだか感慨深い。

ジンバブエの起業家よ、がんばれ。

アフリカ苦悩する大陸アフリカ苦悩する大陸
伊藤 真

東洋経済新報社 2008-05
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チャンギライ拘束but解放。

ジンバブエ大統領選。決選投票まであと3週間あまり。
暴力と殺人、逮捕の報道が絶えない。

数日前に野党MDCチャンギライ代表が拘束され、半日後に解放されたとの報道あり。
チャンギライは何でも大勢を集めた集会を開いたのだそうだ。
こういうことをやると、待ち構えていたかのように警察当局が来て逮捕される。殴られる。その繰り返し。

逮捕されていた分裂MDCのムタンバラ氏は釈放されたらしい。

報道によると、ジンバブエ政府が嫌っている英米の外交官にも手が迫っているらしい。もちろん、「外交官」ってやつは特権を持っているので逮捕はできないんだけれど、彼らが選挙にかかわる暴力があったという現場を視察しようとしたところへ邪魔が現れた、というような書きぶりになっている。

このニュース。
Zimbabwe: Spate of Arrests Ahead of Elections

まさに緊張状態。

でもね、思うことも色々あるの。それはまた次に書きますです。

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ムタンバラ逮捕。

野党MDCムタンバラ派の代表アーサー・ムタンバラが逮捕されたとの報道がありました。

Zimbabwe: Mutambara Arrested

なんでも、4月に書いた記事がどうにも反政府的だったことで、当局は逮捕に踏み切ったようです。(どの記事だろう。独立記念日のスピーチかな。これかな?)
まぁ、このご時勢ですから逮捕するために待ち構えていたという状態でしょう。若くて血気盛んなムタンバラ氏です。(まだ40代)
このような政府なのでまともな「裁き」ではないことは容易に想像できます。

以前はチャンギライが逮捕されて殴打されましたね。大怪我していました。

こういうことは、政府にとって国際社会に対するネガティブアピールになってしまうのに。

怖いです。


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TICADも終わり。

a8f038f0.JPGもちろん、ものごとがすべて良い方向に収まったわけでは全くないけれど、全体としてTICADプロセスにおける市民社会の参加は大きく前進をしている。
その点は評価されるべきだ。

素晴らしい仕事をしたと思う。
これまで5年間の、アフリカのNGOたちや日本のNGOの活動。
とくに、身を粉にして働いたうちの事務局や代表・理事などらはほんとうに大きな仕事をした。とくに、これほどまでのメディア露出は、最初のころは考えられなかったから。

以下、TNnetのプレスリリース。

---------------------------------------------------------------------
TICAD IV、期待に十分応えられず
G8洞爺湖サミットに向けて、日本が負った大きな宿題
http://www.ticad-csf/TNnet
---------------------------------------------------------------------

2008年5月30日、横浜

今回の第四回アフリカ開発会議(TICAD IV)を通じて日本およびアフリカ各国が
抱える課題が繰り返し明らかになりました。それは、指導力と行動の欠如です。
市民社会は、アフリカの貧困問題の解決につながる各国の行動と説明責任を求め
続けます。アフリカ向け援助の倍増は正しい方向への一歩として歓迎すべきで
す。しかしながら、日本が今回示した全体的なコミットメントは、期待を裏切る
ものであったと言わざるを得ません。GNI比0.7%をODAに振り分けるとする目標
の達成は、G8がいまだ果たしていない約束の履行において、日本が指導性を発揮
するにあたって、自ら避けてはいけない目標です。

アフリカで頭をもたげつつある破滅的な食料危機は、緊急の行動と長期的な対策
の両方を必要としています。つまり、貧しい人々の苦難を緩和し、援助と貿易
ルールの公正化によって、この危機の原因となっている構造的要因を取り除くこ
とです。また、先物穀物市場への投機マネーの流入や、バリュー・チェーンにお
ける巨大アグリビジネスの支配を抑えるといったことも必要です。これらの行動
なくしては、アフリカが再び紛争に陥り、人命が喪失され、TICAD IVがこれまで
目指してきた開発への前進も失われかねません。

TICAD IV NGOネットワーク(TNnet)の冨田沓子
「経済成長を追求するとしても、それは貧困削減のアジェンダが主導し、2015年
までにミレニアム開発目標を達成するための具体的行動に裏打ちされたものでな
ければなりません」。

社会的正義と平等を伴わない成長は持続的ではありません。現在、多くの人々
(特に女性や少女)が貧しい状態であり、社会的に排除され、脆弱な立場に追い
やられています。TICAD IVは技術的な問題だけでなく、貧困層が裨益するよう、
政治的意思を確立し、説明責任に対して積極的であるべきです。インフラ開発を
追求する際には、本当に現地コミュニティや地域内の開発ニーズにこたえるもの
である必要があります。

TICAD IV行動計画は、人間の尊厳、平和、よい統治(グッド・ガバナンス)およ
び民主主義をその中心的な課題に据える必要があります。民主主義と人間の安全
保障はアフリカ大陸において、未だ脆弱な平和を強固なものにしていく上で、ま
た貧困を削減し、成長を実現するうえでも、最も重要な基準となります。アフリ
カが「慈善と援助」から「貿易と開発」に移行するためには、絶対的貧困を終わ
らせ、平等で、参加型かつ民主的なガバナンス制度を国家と国際社会のレベルに
おいて確立するというコミットメントに基づく新しいパートナーシップを必要と
します。

気候変動について、市民社会は平等と正義に基づいた対策を求めます。温室効果
ガス排出国が自国の排出による影響への対策を強化する必要があります。日本が
TICADIVを通して先進諸国を主導し、クール・アースを現実のものとするために
は、日本自身が積極的な中期的排出削減目標を掲げる必要があります。これなく
しては、いかなる適応努力も失敗に終わります。適応には、既存のODA目標に対
して追加的な資金が提供される必要があります。TICAD IVで日本が誇らしげに示
した巨額の支援策も、アフリカ向けのものは微々たるものにとどまっており、日
本の責任に応じた額に比べて大きく下回っているため、失望をもたらしていま
す。市民社会はまた、気候変動対策資金に借款を活用することは貧しい人々を二
重に苦しめることになるため、明確な反対の意思を表明します。また、いかなる
適応資金も、影響を受ける国々の参画を確保するために、国連の適応基金を通じ
て拠出されるべきであり、ドナー主導の新たなメカニズムであってはなりません。

アフリカはこれまで、大きな前進を成し遂げてきましたが、まだ十分ではありま
せん。アフリカの政府はTICAD IVにおいて、アフリカが絶対的貧困から解放さ
れ、MDGsを達成するという共通のビジョンを持ち、自らのコミットメントを果た
さなければなりません。アフリカ連合とそのメカニズムを活用した、大陸レベル
での共同行動が不可欠です。アフリカ諸国政府は、6月のAUサミットにおいて、
TICAD IVで示された機会を展望に基づいて行動へのコミットメントを交わす必要
があります。その際に、市場を機能させるための良好な環境整備と、人権と社会
正義の実現のバランスをとる必要があります。また、官民連携が貧困層にとって
利益をもたらすよう、アフリカ諸国政府がビジョンと指導力を発揮しなければな
りません。

アフリカ市民委員会 ギュスターブ・アサー
「日本とアフリカの政府は、TICAD IVフォローアップ・メカニズムにおいて市民
社会に明確で機構的な役割を与え、市民社会の参画に対するコミットメントを実
現することが求められます。市民社会参画を保障することは、TICAD IVプロセス
の説明責任を強化する上で中心的な役割を担います」。

以上



全体としてTICADは「経済成長」のことばかりが先行し、(またインフラなど)色んなものを見落としていた。「外交」的な側面ばかりが強いこのTICADは、質的には高いとはとてもいえない。

しかしながら、逆に市民社会の活動や数々の有識者がメディアで指摘しているように、民主化や貧困削減、教育、医療など、重要な面にも注目しなければならないということがアピールはできているのかもしれない。

とくに今のジンバブエを見ていると、民主化への言及は不可欠だった。

食糧価格の世界的な高騰に関して焦点が移行していってしまったということもある。

ただ、TICADは「プロセス」だ。
また外務省がTICADの「成果」を首相のリレー首脳会談や招聘者の数などで表すようなら、このTICADというプロセスは全く「ゼロ」に近い成果といわざるを得ない。それでも、理解あるひとがいたことは、評価できることだろう。すばらしいことだろう。


中身のある議論をできるように、我々も日夜努力している。

TICAD市民社会フォーラムは期間限定だった。
これからは、まったく違う形をとるだろう。TICADを目標の一つとしないかもしれない。

そして、誰がやるのかな・・・。
言うだけは簡単。働くのは大変だよ。

写真は市民社会団体の打ち上げ。
アフリカNGOさんもけっこういるのだけれど、これには写ってない。
喋っているのは、死にそうになりながら働いたTCSF副代表。
このひとのお陰で、TCSFがあるといっても過言ではない。

感動のひとシーン。


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セロウェの夜明け、鳥の声を聴いた: 大学生、作家ベッシー・ヘッドに会いたくて、ボツワナへ行くことにした。
横山仁美
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