『あふりかくじらの自由時間』

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2005年12月

静かな休日。

24181abc.jpg緑あふれる庭に南国の花が鮮やかなこのフラットで、今日はひとりでおります。本日、2005年もおしまいです。

ひとりのフラットで、わたしは缶ビールを空け、ちょっと味付けが濃くなってしまった豆カレーを食べながら、キーボードをたたいております。
すごく静かで(テレビはついていますが、それでも)、なぜだか向田邦子と彼女のマンションの夜なんかをふと創造しながら、とても満たされた気分になってきました。

だから、自分のことを少し振り返る時間が必要なのです。

さて、今年は色々なことがありました。
何よりも、この仕事を得ることができ、やっとアフリカ赴任が決まりました。そして八月にジンバブエにやってきました。

会社を辞めてから今年の初めまでは、大きく動いた時間でした。アフリカ研究を仕事で役立てることもまったくなく、むしろ自らのキャリアを否定されてきたことさえあった日々が、やがてやっとコンサルタントでアシスタントをさせてもらえたのが去年の夏。それから半年、そこで勤めました。

それでも、組織でわたしの存在を認めてくれる人は少なかった。組織で送別会などがあったとしても、「新しいアシスタント」のわたしは呼ばれもせず、オフィスでは自分の席も与えられなかった。悔し泣きをした日もありました。なぜか。アシスタントとして入ったので、他の人には、わたしのキャリアや学位はもちろん、名前とかそういうものは存在せず、「アシスタント」としてしか見えないのです。(会社ではわたしにアシスタントがついてましたが、ここではわたしがコピー取りをしたり)当たり前のことなのです。

でも、支えてくれるとても大切なひとも現れました。わたしのこの焦りや苛立ちや悔し泣きの日々から、一気に前進をさせてくれる力の源をくれるひと。

いま、わたしは堂々とアフリカ研究者を名乗り、アフリカ研究をしています。いままではできなかったことです。そんな単純なスタート地点にくるまで、ずいぶん時間がかかってしまいました。

今年は、そういう年でした。

だから、ハラレではこころして時間を過ごさなくてはならないと思うのです。こうして一年間を振り返ると、自分の努力、他人の助け、愛情をけっして無駄にはできないと思うのです。

ひたすらと、報告書を書くことにします。
今の職場でも、細かな問題点はありますが、それでも以前までに比べれば確実に前進しています。だから、報告書を書くことには、喜びさえ感じます。

これがわたしの2005年の年越し。2006年をハラレで迎える体制です。

来年からも、どうぞよろしく。メールマガジンも。

あと一日、静かなハラレで。

95b95efc.JPGとても静かである。
休日というのはとても静かなのである。

そして、まぶしい太陽が射したかと思うと、さっと雨雲が集まりたっぷりとした激しい雨を地面に打ちつける。それから、雲間に夕方の陽が下りる。

クリスマス休暇の夢にまだ浸りながら、あの街をふとした拍子に思い出しながら、使い慣れないスーツケース(旅はいつもスポーツバッグというのがわたしの哲学だった)を開き、荷解きをする。思い出が飛び出してくる。

またひとり暮らしに戻った。
またハラレの、この静かでのどかなフラットの、ベッドルームに戻った。
そして休日が、静かにふってくる。

今年も、もうおしまい。
彼と出会い、恋をして、それからハラレのこの仕事に導かれた今年も、もうあと一日だけなのである。

今年の年越しは、やっぱりひとりで過ごしたいと思う。


政府によるシェルター批判。

「政府によるシェルター批判」

クリーンアップ作戦被害者のためのシェルター建設に関し、国連が当初提唱していたテントの供与をジンバブエ政府が拒否し続けたため、国連と政府との間で幾度となく交渉が続けられていた。テントは難民キャンプのようでみすぼらしくあるからして、政府のガリカイ作戦(住宅建設作戦)に沿った、一時的なものでない正規の住宅を建築すべきであるとの政府の主張と、現在何十万人もの人々が雨季のジンバブエで屋根のないところに暮らしているのだから、膨大なコストがかかる住宅建設ではなくテントなど一時的な住宅を早急に用意すべきであるとの国連の主張が、真っ向から対立していたのである。

しかしながら、政府の住宅建設作戦は、8月までに20万軒の住宅を建設するという目標には到底及ばず、12月末まで延期された計画もまた、まったく達成できる見込みが立っていない。クリーンアップ作戦で被害を受けた人々は、国連によると70万人にのぼると言われている。

政府のクリーンアップ作戦のため、強制的に住宅を撤去されホームレスとなっている人々が非難しているHopley Farmに、今月、テントよりはしっかりとした、煉瓦作りの一時シェルターがモデルハウスとして作られた。これは、国連の技術者と地方行政・公共事業・都市開発省に任命された技術者により建てられたものである。

今月23日、Hopley Farmを訪問しモデルハウスを見学したチョンボ地方行政・公共事業・都市開発大臣は、このモデルハウスを「アフリカ人を侮辱している」として激しく非難した。大臣は、この「国連モデル」の住宅が政府の目指す正規の建築物ではまったくなく基準以下であると述べ、アフリカ人を見下したものだとした。
これに対し、ザカリアス国連人道問題調整官は、「モデルハウスは、政府と国連の技術者が共同で建設したもので、<政府・国連ハウス>と呼べるものだ」と反論している。また、政府が住宅建設作戦で計画している正規の建築物は費用がかかり、国連としてはこれを支持すると述べたことはないとした。

今月前半のエグランド国連事務次長(人道問題担当)のジンバブエ訪問の際、ジンバブエ政府は人道状況を批判した国連の特使を「嘘つき」と非難している。このモデルハウスの一件でも、政府はますます国連批判を強める結果となってしまっている。

ジンバブエに帰国。

某常夏の都市国家より帰国しました。
ハラレは相変わらず明るく日が差して、そして気持ちのいいくらい激しい雨が降り、雷が鳴る。

雨が降ると空気がきれいになり、昔過ごしたアラスカの空気を思い出させる感じで涼しくなる。

気分が静かにリフレッシュされ、わたしの行き詰まったような仕事はスムーズにほどけるように流れていきそうです。

せっかくジンバブエにいるのですから。

ジンバブエに、帰国しました。

Twenty-Nine

自分で書きますけれども
本日であふりかくじらは29歳になります。



ハラレで迎えるお誕生日。
わたしは、
仕事と将来に大きな期待と不安を抱き、
20代最後の年を迎えるこの日までの
ささやかな達成感を思い出そうとしています。

今夜、つい4ヶ月前に知り合ったばかりの同僚たちが
一緒に食事をしてくれます。



それからひとりで眠りますが、
昔、アフリカを志した日のこと、
大学のとき踏んだアフリカの大地のこと、
人生の中で愛した作家ベッシー・ヘッドのこと、
周囲のたくさんの人たちのことを思い出しながら
眠りますが、
昔ほど淋しくなくなったように思います。
    


    
ジンバブエは、ほんとうにすばらしい国です。

この国と出会えて、ほんとうに良かったと思う。

キッチンの床を磨く。

1f2ca276.jpg自分の人生を生きるために、今日、身体を動かしたこと。

軽くお買い物に行き、94万ドルのオリーブオイルを身に余る高級品として泣く泣くあきらめ、それでもかわりにちょっとお高い程度の50万ドルのオリーブオイルを購入。

帰宅後、実は先週末にハラレの「日本祭り」で浴衣を着た際に泥だらけになってしまったお気に入りのゲタがそのままほっぽりだしてあったので、恐ろしい気持ちになりながら取り出し、洗う。

お部屋を一通り片付け掃除をし、それからついでに気になっていたジャケットをつけおき洗い。汚れが取れるのはうれしい。
その後、おもむろにやわらかい布を取り出し、キッチンのタイルをここぞとばかりに磨いた。磨いた。磨きこんだ。
キッチンの床を磨くという行為は、人生の中でとても重要である。ぴかりとしているキッチンの床はいい。

それからこんどは自分もきれいにしようと思い、新聞を派手に広げて髪にすきバサミをいれた。ざくざく。
軽くなった髪に、カラーリングをしてみる。じつにひさしぶり。
ゆったりお風呂に入る。

仕事は、慌しさのピークだか準ピークくらいを迎えていて、日々パンクしそうな精神状態が続く。仕方がないので、日曜日は豆をたっぷり入れたカレーをたんと作る。明日も食うのだ。

その他の業務におわれ、自分自身のレポートがちっとも書き進まないので、現在抱えている仕事などを絡め、むりやり章立てを考えてみた。
入れ物から作るのが本筋。まずはタイトルページと名前を入れてみる。それから荒っぽい章立て。
こうして、少しだけ気持ちが前に進んだ。

クリスマス。木曜日から休暇をとり、久しぶりに彼に会う。
そろそろ日本をたって丸4ヶ月。

わたしはわたしの人生を生きるために、自分の納得のいくように、仕事も恋愛も真剣に打ち込んでいきたいと願う。

街の重力のなかで。

ハラレの血管を車が流れ、わたしはその中にいる。ずっと閉じこめられたように、ハラレの中にいて、その重力は日増しに強くなっている。

12月になって、仕事はクリスマス・年末モード。
国連もそうだ。休暇を取る前に、皆、あわただしく詰め込むように仕事をしていく。ここでもやっぱり師走なのだと思う。

ぎゅっと詰めて、そしてぱしぱしっとアウトプット。
そうすることで、わたしは何かを吹き飛ばそうとしているに違いない。そしてそれは、この街の重力となって肉体にからまっている。


このクリスマス、初めて訪れる街がある。
そこへ向けて、わたしは全神経を集中させてハラレと向かい合っている。

なんのため?
わたしのために。わたしのアフリカのために。
Rupurara Moon
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セロウェの夜明け、鳥の声を聴いた: 大学生、作家ベッシー・ヘッドに会いたくて、ボツワナへ行くことにした。
横山仁美
B01A4FSZXE



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