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世界銀行、ジンバブエには支援しない。

先週、東京を訪れていた世界銀行総裁ウォルフォヴィッツ総裁の発言。
今後、ジンバブエに対するこれ以上の支援を差し控えることにより、ジンバブエのように国際社会に対する強硬な態度を取る他の国に対して見せしめ(example)とすることもありうると言及。

「今後世界銀行は、ジンバブエに対する支援について非常に身長になるか、もしくはまったく差し控える。悪政と汚職の蔓延はジンバブエの発展を妨げている」とのこと。

前週発表されたIMFの報告によると、GDP成長率は今年末で7%減少、インフレ率は400%に達するとされている。その一要因としては、先の「クリーンアップ作戦」によるインフォーマルセクターの崩壊が挙げられている。


アフリカの都市部におけるインフォーマルセクターが担う経済的役割は非常に大きい。
しかし、この国ではそれを違法として一掃してしまった。街を「きれい」にするために。
インフォーマルセクターを正式に政府に登録させて商業再開させる、というような話もあるが、いったいどれくらいの人間がめでたく「登録」させてもらえるのだろう。

街中では、物売りが店舗を構えず、売り物の野菜などを手に歩いている。すぐ逃げられるからか。

(The Financial Gazette, October 13-19 2005)

ZISCO(鉄鋼)と中国企業の合弁

ジンバブエにおける中国企業の進出はめまぐるしい。南部アフリカにおける繊維産業はへの進出は、現地産業を窮地に追い込んでおり、その影響は深刻である。

国際社会から孤立しつつあるジンバブエはルックイースト政策と称して、中国やイランなどと関係を深めている。
淳国営企業のZISCO(Zimbabwe Iron and Steel Company)は、中国系鉄鋼企業(Shongang)
との合弁事業スタートに踏み切る予定であるが、政府もそれを承認しつつあるとのこと。

ハラレではジンバブエ・中国商業評議会(Zimbabwe-China Business Council)が設立され、中国の実業家や企業、ジンバブエの商業会議所(Chamber of Commerce, ZNCC)などとの意欲的な連携をはかっている。

このところの目立った中国の進出により、国内における中国へ風当たりが強くなっている。そんな中で安い中国製品の質は悪いとの評判もたっているが、政府はわざわざそれを否定するようなパフォーマンスを見せている。

ジンバブエ上院選挙は11月26日に決定。

先般の第17回憲法改正において、ジンバブエでは農地の国有化と再分配(白人農家の締め出し)、いわゆる「反政府的」な人物への旅券発行の制限などが設けられることになった。さらに、ジンバブエ国会に上院を設置し、そのための選挙が急遽行われる。いままで12月に実施と噂されていた選挙は繰り上げられ、11月末実施となった。

今年三月の議会選挙において野党ZANU-PFは圧倒的な勝利を収め(「自由かつ公正」な選挙ではなく与党の圧力によるものというのが国際社会のもっぱらの評価)、さらに今回の上院選挙によって確実に大多数の議席を占めると思われる。

上院の議席数は66議席。
野党MDCの代表チャンギライは、上院選挙へのMDCの参加を渋っていたが、内部分裂が際だっている野党MDCの政治的意志をアピールするためにも、10月13日、野党MDCは上院選挙への参加を表明した。
(Daily Mirror, 12 Oct 2005; Herald, 13 Oct 2005)

ジンバブエでは、ますます政府の締め付けが厳しくなっている感が否めない。まるで時代に逆行している。また大急ぎで選挙を実施し、ムガベ大統領が力を強めていくばかりである。

ジンバブエとIMFへの債務返済

IMFへの債務返済が滞り、いよいよ脱退を検討されつつあったジンバブエが、ここひと月あまりで突然の返済を行い、国際社会を驚かせた。
8月29日には、1億2,000万ドルの返済を行い、結果IMFはジンバブエの脱退を6ヶ月間延長、再検討することになった。

ジンバブエの経済は下降の一途をたどり、深刻な外貨不足であったにもかかわらず、この国際社会に対するパフォーマンスとも捉えられなくない返済劇は、ますます内部の経済を混乱させ、ジンバブエドルの対米ドル闇レートが急降下するであろうと言われている。

IMFによると、ジンバブエのGDP成長率は今年、農業生産の不振などの理由から7%下降し、インフレ率は320%まで高まると予想されている。ジンバブエ政府に対するIMFの勧告は、ガバナンスの強化や大規模な財政再建などのほか、為替レートの自由化などが挙げられている。(Independent, 7 Oct 2005)

<現在、1米ドルあたり26,000ジンバブエドル。実勢レートは1米ドルあたり80,000ジンバブエドルに達している。先月時点では40,000ドルであった。>

深刻な外貨不足にもかかわらず返済をおこなったということについて、その資金源は中国による資金提供なのではないかといわれている。ジンバブエ政府はかねてより「ルック・イースト政策」と称して中国との関係を深めている。中国への鉱物資源採掘権の譲渡と引き換えに資金提供を受けたと噂されているが、ジンバブエ政府は否定しており、真偽のほどは定かではない。

ジンバブエをめぐる国際社会の溝は、ますます深まりつつあるのかもしれない。

ジンバブエ共和国ハラレより発信。

アフリカにやってきてひと月が経つ。
南部アフリカの内陸国ジンバブエから、あふりかくじらは発信します。

ジャカランダが咲き乱れる季節。
今日も良いお天気です。
Rupurara Moon
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セロウェの夜明け、鳥の声を聴いた: 大学生、作家ベッシー・ヘッドに会いたくて、ボツワナへ行くことにした。
横山仁美
B01A4FSZXE



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